11月米国ISM製造業景況指数

発表日時:2016年12月1日 24:00

前回:51.9
予想:52.5
結果:53.2

11月のISM製造業景況指数は、53.2となり、6月移行では最も高い結果となりました。
要因としては、新規受注と生産の改善が挙げらているようです。

今年の製造業は、ドル高と原油安の影響が和らぎ、徐々に持ち直氏の傾向となっています。
ただ、11月以降はトランプラリーの影響でドル高基調となっており、製造業回復の流れに歯止めがかかる可能性が懸念されます。

トランプ氏が大統領就任後は、投資拡大が製作にも盛り込まれており、長期的には製造業の回復には支援材料となる可能性もあります。

JPモルガンのエコノミスト、ダニエル・シルバー氏は「製造業が改善しているとの信頼感が強まる一方、足元のドル高進行は時間とともに向かい風になりそうだ」と指摘しました。

■指標発表前までのドル円の背景
12月1日のドル円は、東京時間に114.82の高値を付けたとは、利益確定売りに押される展開となり、132.82まで下落、100pips程の調整となりました。
その後、ロンドン時間からはドル買いの展開に戻り、ISMの発表直前には114.60台まで回復し、ほぼV字に近い形で24:00の発表時間を迎えました。
以下のチャート(5分足)で、ピンクの矢印を付けたところが指標発表時点です(チャートはクリックで拡大できます)。

■指標発表後のドル円の動き
結果発表直後の24:00に高値を更新し、114.72を付けましたが、この水準がこの日の高値となりました。
その後は確定売りが優勢となり、東京時間の高値を更新することはできませんでした。
結果発表後のチャートは以下の通りです(ピンクの矢印を付けたところが指標発表時点、クリックで拡大できます。)。

結果的には、今回のISM製造業指数は、sell the factの形となっており、ショートエントリーが正解でした。
ただ、指標発表後のショートというのは、噴き上げたところを売りで叩くのがセオリーであるため、
この様な動きではなかなか入りにくい展開と言えます。

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